釜揚げ:釜から揚げた茹でたてのうどんをゆで汁に入れて、つけ出汁を入れて食べる。
たらい:数人前の釜揚げうどんをたらいに入れて出してくれる。わら屋や長田イン香の香が有名。
湯だめ:一度茹でた後水で締めたうどんを再びお湯に入れて出す。見た目は釜揚げと同じで、讃岐以外では「釜揚げ」と言って出す店もある。
釜揚げと違って湯がきたてでないので待たされる事がない。
一度水で締めてあるので釜揚げと違ってぬめりが無いのと、うどんの芯までは温かくないので食べやすいかもしれない。
釜玉:釜から揚げた茹でたてのうどんに生卵をからめて醤油をかけて食べる。
明太バター釜玉:釜玉に明太子とバターを撮トッピングし、ブラックペッバーをかける。
ぶっかけ:茹でたうどんにつけ出汁をかけて食べる。温と冷がある。
ぶっかけフェア
醤油うどん:茹でたうどんに醤油ではなく生醤油をかけて食べる。うどんの刺身と言ってもいい。
ざるうどん:一度茹がいて水で締めたうどんを出汁に付けて食べるが、うどんが長すぎて食べにくい事もある。
スダチ冷やしうどん:冷かけうどんにスダチの輪切りを15枚乗せてある。
スダチが入ることにより、なぜか出汁の香りが強くなる。
食べはじめより食べ終わりに近づくほうがスダチを感じる。
メニューに無いうどん:勝手に名前を付けたので、うどん屋では通じないが、内容を説明すると作ってくれる店もある。
かけ玉うどん:釜玉が食べたいけど、茹でたてのうどんが間に合わない時に、温かいかけに卵と醤油で食べる。
麺が熱熱でないのでカルボナーラにはならず、卵かけご飯のうどんバージョンになる。
つけかまうどん:釜揚げうどんを冷たい出汁につけて食べる。
真冬以外は、こっちのほうが良いかもしれない。
温ざるうどん:ざるうどんに温かい出汁をつけて食べる。
美味しいのだが、出汁のついていない部分がヒヤッと冷たいのが少し違和感があるが、お腹が冷えるのが心配な人にはおすすめ。
釜玉ぶっかけ:釜玉には、醤油をかけて食べるのが普通だが、温かいつけ出汁をかけて食べてると結構美味い。
讃岐独特のトッピング
竹輪の天ぷら:あまりにも有名になったが本来は香川が発祥らしい。
高野豆腐の天ぷら:これはちょっと珍しい。
油揚げの天ぷら:一度油であげたものをもう一度天ぷらにするのは、物凄く珍しい。
えび天:海老のすり身の入った赤い揚げはんぺん。
しろ天:白身のすり身の揚げはんぺん。
金時豆の天ぷら:香川以外では見たことが無い。
いいダコの天ぷら:滅多に食べられない。
手長ダコの天ぷら:これもかなり珍しい。
かしわ天:鶏肉の天ぷらは讃岐では珍しくないが、食べ歩きツアーでは腹に堪えるのでは食べられない事が多い。
半熟卵の天ぷら:うどんだけでなく蕎麦やラーメンでも出される店もあるようだが、何と言っても讃岐うどんに似合う。
ゲソ天:讃岐うどんだけの天ぷらではないが、竹輪、半熟卵天の並ぶ讃岐うどんには欠かせない天ぷら。
おばけうどん:普通のキツネの倍近くあり、丼を覆う大きなサイズの油揚げ。
しっぽくうどん:讃岐では、冬場になると、しっぽくうどんを出す店が増える。根菜類を中心に野菜を煮込んだ汁の入ったうどんで体が温まるが、食べ歩きの時は腹に堪えるのがちょっと困る。
どじょううどん:讃岐では、田仕事の後にどじょうと野菜などを煮こんで食べたらしい。栄養価は高いようだが癖があるので、嫌いな人も多い。
讃岐にもあるメニュー
カレーうどん:カレーうどんが讃岐うどんのジャンルかどうかは怪しいが、確かに存在はしている。
でも、私の知る限り、その多くは夜に営業している店で、飲んだ後の〆で食べられる事が多い。
きつねうどん:おばけうどんとは別に、普通サイズのきつねうどんもある。
肉うどん:讃岐に行くと1日に何軒も回るので、腹に堪える肉うどんは滅多に食べないが。
肉うどんや肉ぶっかけは、讃岐では結構メニューに採用している店が多い。
丸亀市飯野町の飯野屋、綾川町の岡製麺所の肉うどん、丸亀市の綿谷の肉ぶっかけはハーフは有名。
わかめうどん:わかめが乗ったかけうどんをわかめうどんというが、本当の事をいうと、これはトッピングのワカメを乗せたかけうどん。
わかめうどんのメニューのあるうどん屋もあるが、店によってはワカメはフリートッピングになっていて、メニューには無い。
大根おろしまでフリートッピングになっている店もある。
たぬきうどん:香川のうどん屋で、たぬきうどんのメニューは少ない。
というのも、セルフ店ではトッピングに天かすが置いてある事が多く、勝手にたぬきうどんが出来てしまう。
私は、天ぷらを取ると天かすは取らないし、かけには天かすは入れない。
関東では、天かすとは言わず揚げ玉というが、厳密に言うとちょっと違う。
玉子あんかけ
讃岐うどんで、あんかけというのは定番ではないが、冬場はあったまる。
うどん出汁に片栗粉でとろみをつけて玉子を溶いて入れてあり、
明太あんかけや
牛肉あんかけもある。
その他のうどん屋の天ぷら

セルフ方式のうどん屋では、好きな天ぷらが選べる。

天ぷら3種のせうどん:ちくわ、半熟卵、ゲソ

カニかま天:特に讃岐の名物ではない。

大あなご天:大きな穴子はちょっと珍しい。

カボチャ天:讃岐では定番の一つ。

コロッケ:丼に乗せる出汁が染みて型が崩れるので、早く食べないといけない。

さつま揚げ:私は好きだ。

紅生姜の天ぷら:大阪名物のではなく、さつま揚げに紅生姜が入った天ぷら。
安くて美味しい。

れんこん天:さつま芋と並ぶ野菜の天ぷら。

野菜かき揚げ:出汁が染みこんでいくと味が変化する。

舞茸の天ぷら:舞茸は珍しくないが、うどん屋のトッピングとしては多くない。
本来は秋の味覚だが、最近は人工栽培されるので年中ある。
また、インフルエンザ対策に効果があるらしいので、うどんと一緒に食べる事が増えた。

筍の天:どん屋で筍の天ぷらを食べることは多くない。
竹藪が近くに一杯ある仲多度郡まんのう町の道の駅空の夢 もみの木パーク 仲南産直市の筍天は絶品。

さつま芋の天ぷら:天ぷらとしては最も一般的。

トウモロコシの天ぷら:一見、さつま芋の天ぷらのようだが、トウモロコシを天ぷら粉と混ぜて整形してある。
揚げたては、美味しい。

茄子の天ぷら:讃岐うどん屋でも、夏にはよく見かける。

海老天:天ぷらうどんと言えばこれ。

イカ天:海老と似ていても味はかなり違う。

春菊の天ぷら:苦みがおいしい。

アスパラガスの天ぷら:150円はちょっと高い気がするが、元値が高いのと仕込みに手間がかかるので、安く出来ないようだ。
高野豆腐の天ぷら:讃岐以外では見かけない。
厚揚げおでんの天ぷら:讃岐では、前夜の残り物を天ぷらにする習慣があるので、おでんの残りの厚揚げを天ぷらにする。
大根おでんの天ぷら:も美味しかった。
うどん屋の天ぷらの食べ方
讃岐では、夕食で余った天ぷらを、翌朝食で味噌汁に漬けて食べる習慣があるので、讃岐うどん屋では天ぷらはうどん出汁に漬けて食べる事が多い。
しかし広島あたりでは、天ぷらにはソースや醤油、塩などをかけて人が多いようで、なかには「天つゆはありませんか?」とか「天ぷらには何をかければいいの?」と聞く人もいる。
また讃岐では、余った煮物などを天ぷらする習慣もあり、それが竹輪の天ぷらの発祥かもしれない。
一部の店では、高野豆腐の天ぷら、金時豆の天ぷら、きつね揚げの天ぷらという変わりダネもある。
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