VTR周辺機器
エンベデッダー:松下のDVC-HD(AJ-HD1400)VTRは、安く編集機能もあり重宝しているが、アナログの3/4ch入力がなくAES/EBUの入出力もないのが残念だった。
ハーフラックのVTRで、エンコーダリモコンまで装備しているので、これ以上望むのならAJ-HD1700を買え、と言われそうだが救世主が現れた。
プロスパー電子に、アナログのエンベデッダーと、デジタルのエンベッダー・デエンベデッダーが発売されている。
プロスパー電子のDS-210H:単純に2入力の映像を1出力するだけの小型のスイッチであるが、単純なだけにHD-SDIでもアナログの映像でも、
AES/EBUの音声でも、何でも通る。
BNCコネクタとスイッチが2個ついているだけで、2万円は安い。当初は12,000円で売っていて、あまりに安く、自分で作るよりもよっぽど安いので5・6個買ったが、
さすがに安すぎたのかすぐに値上げした。それでも安くて便利が良いのですでにまた5・6個買っている。
アナログの映像切り替え機は、高級なものは途中にコンデンサなど余計なものが入っており、値段が高いのにHD-SDIが通らない。おかげでかなり余っており、
ラックの穴埋め代わりに入っていて線は繋がっていない。
DS-210Hには3入力1出力の姉妹機もある。
コスミックエンジニアリングのHD/SDオーディオモニタSP103D:配信受け時に3/4chや7/8chに入っているSE音の確認ができる。 HD-SDIを直接入力できて、4系統のVTRの音声を1/2,3/4,5/6,7/8chに切り替えて聞ける。 価格は約25万円で、バージョン違いで入力数が違うタイプなどもあり、1Uサイズながら6Wで結構大きな音が出て聞きやすい。
近藤AMT-100:1Uサイズで狭いラックにすっぽり入り、 A/B2系統聞ける。小型なので2Uのものに比べるとパワーが足りないが、 音が入っているかどうかをチェックする配信受けなら充分である。
タムラのデジタルミキサー(AMQ6ED)
フォステクス(6301B):5万円程度の価格で、アンプ入り。編集機用などには充分な音量もある。
近藤のMW-604DB:
アナログやデジタルの6chミキサーなども定版となっており、ミキサーコントロールも9ピンシリアル、15Pパラレルどちらも造ってくれる。
ミキサーはタムラがライバルで、私は両方使っている。
キャノンコネクタもついているが、入力がメスのアメリカ仕様なのが玉にキズだが、安くで便利。キャノンコネクタなしだと、3万円台まで下がる。
フォステクスは、モニターSP以外はほとんど買ったことがない。デジタル入力使用もある。